VMwareな日々

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出張 in 廈門 <NSX Day 3 編>

こちらも備忘録です。本日は分散ルーティング、L3レイヤーをやりました。

概ね以下のブログの内容と同じです。

ネットワーク仮想化をネットワークの基本から理解する 第3回:分散ルーティング - Layer3 の世界 - Japan Cloud Infrastructure Blog - VMware Blogs

論理ルーターコントロールVM(Logical Router Control VM)なるものを仮想マシンベースで作成後、各ESXiホストに分散ルーターが分散配置され、これを分散論理ルーターと呼称します。(Distributer Logical Router、以下DRL)

 

ルーターへの設定適用は論理ルーラーコントロールVMに対し行いますが、
設定値は、コントローラークラスター→netcpa→ESXiノード内の分散ルーターの順にデータが転送されます。

これはルーティングで重要なルーティングテーブルについても同様です。

 

<編集中>

出張 in 廈門 <NSX Day 2 編>

今日の内容は完全に備忘録です。後ほど訂正、加筆予定。

  • 論理スイッチ
    NSX環境で利用するL2~L7機能を提供するスイッチ
    vSphere Web Clientから作成し、分散スイッチに対してvmkernelポートグループとして表示される。
    論理スイッチを5個作成すれば、5つのvmkernelポートグループが作成される。
    VXLAN IDは24ビット(2の24乗、つまり16万個のVXLAN IDが用意出来る)を使い表現される。

  • トランスポートゾーン
    論理スイッチを含めることが出来る箱のような存在であり、ネットワークの境界線となる
    トランスポートゾーンに対しクラスターを参加させ、参加をしたクラスター達は同一のネットワーク内に居るといえる。但しネットワーク通信が相互通信出来るかは

  • VTEP
    VXLAN Tunneling End Point
    VXLAN環境の通信では、VXLAN向けに通信をカプセル化、解除を行う役割を担う

出張 in 廈門 <NSX Day 1 編>

本日より、VMware NSXコース in 厦門が始まりました。

mylearn.vmware.com

観光日記みたいになっていましたが、仕事です。一緒に受ける人がほぼネットワーク熟練者ばかりです。CCIEホルダーも居るようで、なかなかシニアな経歴の人が多く刺激的です。

 

さて、話を元に戻すとNSXが何かというとネットワーク仮想化製品です。

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といっても、ネットワークの仮想化ってのがそもそもピンと来ない人が多いと思います。加えて言うなら、ネットワーク自体が苦手で、避けたい人も多いと思います。

 

ネットワーク機器の運用管理で抱える大きな課題は次の通りです。

  • ケーブリング
  • ネットワーク・トポロジー
  • ベンダー単位で異なるコマンドライン
  • 変更、構築には多くの時間やネットワーク環境への十分な理解が必要

ケーブリングについては、”Data Center Cabling”でググれば画像検索で色々画像がでてきます。きれいなもの、汚いもの色々あります。

汚いのは例外ですが、きれいなものは一度固定で組むと、あとでネットワーク構成を変えるときの作業が大変です。

社内組織の変更や戦略の変更などがあれば、IT資産の運用手法が変わることも多いです。

 

またITベンダーの価格競争の結果、既存環境強化の予算で購買出来る製品は常に特定のベンダーのものとは限りません。つまりマルチベンダー構成になる可能性は大いに有りえます。

 

IT管理者からすればありえないことですが、ファイナンス部門からすればそんなことはお構いなしだったりします。こうなると管理者は複数の管理コマンドを覚える必要が出るわけです。

 

後はESXiやvCenter Serverなどの登場により、仮想マシンがより迅速にデプロイ出来るようになったものの、ネットワーク側の度重なる調査や調整でビジネスの速度が鈍化することなども有りえます。

 

どの問題も単一でも大変ですが、複合的に起きると更に面倒です。
こうした問題、課題をクリアにしてくれるのがVMware NSXだと考えて頂くと良いでしょう。

※勿論ここで挙げている例は一部にしか過ぎません。

VMware NSXでは、”NSX Manager”と呼ばれるアプライアンス仮想マシン)を展開し、これを通じ上記の問題を解決するための様々な要素をデプロイ、設定していきます。

NSXではレイヤー構造が次のように有り、NSX Managerは管理機能をユーザーに提供します。

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次に制御としては、コントローラークラスターという考え方があり、一般のスイッチで言うテーブル情報を保持し、データIOはこれらの情報に基づいて提供されます。

具体的には最低3台のコントローラークラスターノードを構成し、これらがIOのルールを制御しています。

本日は概要的な内容でしたので、この2つが中心の実習操作を行い終了。

明日からコアな内容に入っていきます。今日の内容の加筆も明日少し行う予定です。

出張 in 廈門 <チームアクティビティ編>

2日目です、まず朝食はビュッフェ形式

チャイナっぽく肉まんやシュウマイ、炒飯あたりを取りました

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外資ホテルなので、食べ物のジャンルは困りません

 

朝の様子、オーストラリアからの同僚によれば、朝日が差し込む廈門は初めてだそうでした

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この辺り会話をした廈門のスタッフも、最近は大気汚染は減ってきてるレベルだそうな

 

ホテル備え付けのプールです、これ以外にジムも発見 

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この後廈門オフィスのメンバーとランチに出かけました

 

ランチ会場は湖畔にあり、麻雀台が常備されてるのが印象的でした

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基本はみんなお茶、本場の入れ方を勉強させてもらいました

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湖の景色、このバーベキュー会場は中々いい値段らしく、現地メンバーも来たことない人が殆どとの事です

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この後ゴーカートをチームアクティビティとして楽しみました

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この写真はゴーカート会場の隣にあるビーチでしたが、結婚式の前撮りをするカップルが、恐らく10組は居ました

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写真街にはヘリコプターや外車が、撮影用に有りましたが、撮影用のフェイクだそうです

撮影した後Photoshop辺りを使うらしいです

 

夜は牡蠣を勧められたので、これも経験という事でチャレンジしました

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味は良かったです、後はお腹の調子だけです😀

ここまでは完全に旅行風ですが、明日からは業務なのでテックブログに戻る予定です 

 

 

出張 in 廈門<出国編>

現在厦門Crowne Plazaより執筆中です。

www.ihg.com

 

本日は朝5時起きで、そこから準備を終え品川から成田エクスプレスで移動でした。

スカイツリー、隠れちゃってます。

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到着時間は、確か8:30くらいで余裕でした。(フライトは10:10)

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お土産を選ぶ。こんな感じのありきたりなワードでググりました。

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色々見ましたが、日本のお菓子が人気ということだったので、東京ばなな的な、TOKYOとかJapan的なカラーがでてるものをチョイス

朝食を食べていなかったのと、時間的にはチェックインまで余裕だろう思いラウンジに入ろうかと思いましたが、やたら混雑しているので(上記写真の通り)念のため早めに出国手続き諸々を終わらせることに。

多分最後に出国手続きをしたのは中学3年くらいなので相当昔です。

ここでの手続きを早めに終わらせようという判断が功を奏し、ギリギリでの搭乗となりました。人が本当多かったです。国内線と違い、かなり早めに付いたとしてもテキパキ動かないと行けないですね。

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久々の国際線だったのでバシバシ写真を撮りました。周りはほぼ中国人ばかりです。

昔これでスーファミをやった気がします。フライト時間が4時間くらいだったので、またVMware関連のブログってところがタイトルにもあるので、厦門で受講予定のVMware NSX 6.2 Install, Configure, Manageの教科書でも読もうかと思いましたが、ここでしか出来ないことをやるかと思い映画を2本くらい見て時間を潰しました。

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4時間フライトでも機内食出るのね。朝食抜いてたけど助かりました。

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厦門上空、着陸直前です。

PM 2.5でもっと視界が悪いかと思ったけど思ったほどではなかったです、そして意外と都会。

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最初の関門、タクシー

同僚達からは、”白タク(違法タクシー)”に気をつけろと物凄く言われていたので”ぼったくられたらどうするやら”と思っていましたが、そんな心配は即座に無くなりました。

そもそも、空港前のタクシー乗り場には普通のタクシーしか着かないのと、職員が案内してくれます。

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自分のタクシー乗車順が来て、印刷した地図を指差し、英語で説明するも頷いてそれ以降会話なくホテルに到着

中国の車間の詰め方の狭さと、運転中の携帯電話での通話上等の社会は凄いですね。

 

ホテル到着後は辿々しくもチェックイン完了し、ホテルからの景色と近辺を数枚撮影

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そして夕飯、中華ではありません。現地メシは同僚のトレーナーがホテルに到着した明日から一緒に散策する予定です。アメリカンテイストなバーに入りビールとハンバーガーセット。

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英語で話しかけたら店員総出での店員会議が都度始まります。(店長しか英語が出来ないため)

別の店では、”Could I use credit card for payment?”と言って伝わらないので、クレジットカードを見せたら”Bank”と言われる始末でした。

※キャッシュカードと思われている

トレーナーやっててよかったのは、分からない相手にわかりやすく伝えるスキルが備わってるので、言語が相手に通じなくてもある程度コミュニケーションは行けるのでそこが助けになりました。

 

という感じで初日のレポートは以上です。明日は現地の同僚とオーストラリアからの同僚も交えて週末のアクティビティなので早めに休みます。

 

明後日からはまたVMネタを再開していこうと思います。

既存環境を用いてvSAN環境を構成する場合のコツ:メモリ編

<メモリ:ポイントは2つ!ハイブリッドかオールフラッシュか、32GB以上か否か>

vSAN環境を構成する上では、各ホストに対して搭載すべきメモリ量はディスクグループ数に依存して変化するのはご存知でしょうか

詳細は本ブログでは割愛しますが、vSANクラスターが利用するメモリ量は次の要素により変化します。

  • ホストの搭載メモリ容量が32GB以上か未満か
  • クラスタが持つホスト数が32台以上かどうか
  • ハイブリッド構成かオールフラッシュ構成か

関連ナレッジはこちら
(同一のナレッジを英語版と日本語版の2つを紹介しています、言語の違いで更新タイミングが異なる場合があります)

既存環境を用いてvSAN環境を構成する場合のコツ<まとめ>

社内検証環境に、直ぐに触れるvSAN専用の構成を作ろうとプランしています。

開いているリソースにPowerEdge C6320がありました。

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互換性もしっかりあります。

VMware Compatibility Guide - vsan

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vSAN Readyノードとして提供があるので、これに合わせていく形でパーツを足していこうと思います。

本機のvSAN Readyノードの詳細はこちら

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既存環境では色々足りません、メモリ、SSD、HDD、コントローラー、ESXiのインストールディスクにも指定がありますね。回転数も10000RPMと指定があるんですね

 

各項目ごとにポイントを見てみましょう。 

※本ブログでの提供情報は、基本的にブログ寄稿時点によるものです。

※複数の記事があり、更新が最新情報に対しタイムリーにキャッチアップが出来ないケースも想定されます。情報差異がある場合は公式情報を優先し構築などを勧めて頂けると幸いです。