VMwareな日々

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ESXi ホストの電源管理による仮想マシンのパフォーマンス向上

今回は久しぶりにvSphereのお話です。

案外知られていない小ネタとしまして、vSphereでは仮想マシンのパフォーマンスを最大限に発揮をするために、電源ポリシーのセッティングについてベンダーごとに指定があることをご存知でしょうか?

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最近のx86サーバーやコンピューターはプロセッサによる電力管理機能が搭載されており、それらは主に省エネを目的としています。

しかしながら、仮想マシン上のアプリケーションに対し、最高のパフォーマンスを期待する場合、時にこれらの機能が阻害要因となるケースがあります。

大雑把に言えば、仮想マシンのパフォーマンス向上のために、電力を最大限に利用するポリシー設定にしましょうというものになります。

以下のKBでは、HPとDellサーバーを例に挙げた形で、BIOS画面上でパフォーマンスを最大限に発揮するための設定値の紹介がなされています。

 

Virtual machine application runs slower than expected in ESXi (1018206)

https://kb.vmware.com/s/article/1018206

ESXiでの仮想マシンのアプリケーションが予想よりも遅く実行されます (2032716)

https://kb.vmware.com/s/article/2032716

Configuring Power Management Options in Dell PowerEdge servers specific to VMware vSphere Environment

http://en.community.dell.com/techcenter/b/techcenter/archive/2013/06/04/dell-poweredge-powermanagement-options-in-vmware-esxi-environment

 

勿論この設定自体は、パフォーマンスの最大化のために行うものであり、電力を消費する行為は、電気代を始めとしたコストと引き換えとなりますのでご注意下さい。

Vmware Vsphere 6.5 Host Resources Deep Dive

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