VMwareな日々

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1分で実操作環境を準備出来る!VMware ハンズオンラボ(HOL)(その1)

ITの技術スキルを上げるためには、次のような方法があります。

  1. トレーニングを受講する
  2. ドキュメントを読む
  3. 動画を視る
  4. 実操作を行い、体験する

どれも一長一短ありますが、私個人としてはやはり体験に勝るものは無しと思います。

しかし実機操作には下準備が必要です。つまり時間、機材、インストール、セットアップ、評価版ライセンスの準備など多くの要素が必要です。

特に初めて触るものは、初期セットアップは試行錯誤の連続なので、意図した検証にたどり着くまでに想定以上の時間を要する場合も多いです。

 

こうした問題を解決してくれるのが、”VMware ハンズオンラボ(HOL)”です。

http://labs.hol.vmware.com/HOL/

f:id:instructor8010:20170325155912j:plainアカウントを作成後ログインした図がこちら。

ラボ、という単位で複数の実操作環境が用意されており、いずれも無償で利用することができます。(本ブログ機構時点)

最近個人的には"vSAN"来てるな、ということで試しにvSAN環境を検索してみました。

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ラボ環境には、操作指示マニュアルもあり、赤枠内のロゴで提供言語が確認できます。

(jaとあればもちろん日本語でラボ操作手順が閲覧できます)

あとは青いボタンを押下すれば、ラボ開始までもう少しです。

(初めて使うラボは、”登録”というボタン/過去に一度でも使うと2回目以降は”再登録”というボタンになっています)

 

あとは”このラボを開始”を押すだけです。

 

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ちなみに開始直前の画面の下の方を見てみると、ラボが含むモジュール(個別の科目)が確認でき、何が出来るかがわかります。このラボの場合は、vSAN 6.2のセットアップ、オールフラッシュタイプの特性の理解やトラブルシュート手法などが体感できるということがわかります。

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では起動してみましょう。起動中の画面がこちら。

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30秒くらいで起動しました。画面左が操作画面、画面右が操作ガイドです。

ここからラボの制限時間の間は自由に操作が可能です。延長ボタンもあるので、時間が足りない場合は延長ボタンで時間を延長することが可能です。

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個人的には、自宅のノートパソコンから直ぐにvSphere環境の画面確認などをしたい場合によく使っています。自宅にサーバーを設置したり、社内の検証環境にVPNなどを接続しなくても、インターネットさえあればどこでも気軽に正しく構成された環境が使えるのたとても魅力です。

 

これこそ、検証環境の仮想化と言えますね:)

※本ブログの寄稿時点の情報ですので、提供ラボの変更やサービスの提供状況などが以降変わる場合もあるかと思いますので、その点ご容赦願います。