Ruby vSphere Consoleの使い方(vsan.support_information編)
(本検証実行時のvCenter Serverのバージョンは6.5.0、ビルドは4602587です)
さて、前回のRVCから続き、第2弾です。
RVCはその性質上、込み入ったトラブルシュートを行うためのツールという要素が強いです。
そこで今回は、テクニカルサポートや管理者の方にとって重要なサポート情報収集コマンドを試しに実行してみました。
まず最初にSSHでvCenter Serverアプライアンスへ接続し、既にRVCは起動済みです。
かつ、cdコマンドによりデータセンターディレクトリまで移動済みであり、直下にはクラスターオブジェクトが”0”として存在する状況です。
ここで次のコマンドを実行しました"vsan.support_information 0"
すると、2分ほどの時間で、多くのコマンドが自動実行されました。
Puttyを見てみると、次のコマンドが実行されていることがわかりました。
- vsan.cluster_info(クラスターに対し実行)
- vsan.host_info(各ホストに対し実行)
- vsan.vm_object_info(各ホストに対し実行)
- vsan.disks_info(クラスターに対し実行)
- vsan.disks_stats(クラスターに対し実行)
- vsan.check_limits(クラスターに対し実行)
- vsan.check_state(クラスターに対し実行)
- vsan.lldpnetmap(クラスターに対し実行)
- vsan.obj_status_report(クラスターに対し実行)
- vsan.resync_dashboard(クラスターに対し実行)
- vsan.disk_object_info(クラスターに対し実行)
以上です。
各コマンドについての詳細は個別ページでまとめていきたいと思います。
(記事自体が長くなることを避け、今後の更新をしやすくするためです)