VMwareな日々

VMware環境関連の管理者/導入/トラブルシュートなどに役立ちそうな情報を備忘録として掲載とその他を少々投稿していくブログ

vSAN ディスク グループのデザイン、構成、組み方について

vSAN環境では、"ディスク グループ"と呼ばれる単位を構成し、データストアを構成します。

 

<用語のサマライズ>

・データストア=仮想マシン仮想マシンテンプレート、isoを保存する領域

・ディスク グループ=キャッシュ層用の1本のSSDとキャパシティ層用のSSDまたはHDD1本~7本を含む管理単位

 

このディスク グループですが、単一のホストは”5つ”までのディスク グループを保有できます。

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つまり、この図が現時点(2017/10時点)でのvSANがサポートする単一ホスト辺りの最小と最大のディスクグループ構成です。

 

また、例えば4本のSSDドライブを単一ホスト上に持っている場合、次の2つのようなディスクグループ構成が考えられる分けです。

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どちらが良い、というのはありません。これはユーザーの思考やシステムの要件によります。

ハードウェアRAIDの場合でも3本のディスクを持っている場合に、次のような選択肢があるわけですが、特性は違います。

  • RAID 0 最大パフォーマンスを求める場合、冗長性が課題
  • RAID 1 + ホットスペア 冗長性とパフォーマンスを求める場合、容量面が課題
  • RAID 5 冗長性と容量を求める場合、パフォーマンスが課題

以上です。先々のvSANバージョンアップで、また最大構成などが変わる場合はこの次第ではないかもしれませんが、是非複数のディスク グループを持つメリットを覚えておきましょう。

 

結論:複数のディスクグループを持つ理由は次の3つである。

  1. Scalability (拡張性、1ディスクグループは7本までキャパシティドライブを搭載可能)
  2. Performance (キャッシュドライブが増える事で、パフォーマンス向上に期待)
  3. Redundancy (容量を複数のディスク グループに分散することで、単一障害での容量欠如を緩和)